じゃがいもほくほく！肉じゃがは水なし調理がおすすめです！

水なしで肉じゃがを作ると、ほっくりとした野菜のうまみを味わえる美味しい肉じゃがが出来上がるんですよ。水なしということは、野菜の水分だけで肉じゃがを煮ていくということです。出汁も取っていないのに、水なしでこんなに美味しい肉じゃがができるなんて！一度水なし調理を覚えたら、肉じゃがは水なしで！が定番になりますよ。

こちらは、NHK「今日の料理」で紹介された土井善晴先生の水なし肉じゃがのレシピです。じゃがいもがほくほくで、野菜のうまみが味わえる肉じゃがです。コツは、レシピのポイントにあるように、先に少量の牛肉をしっかり炒めてじゃがいもに肉のうまみを炒り付けることです。「つくったコメント」にあるように砂糖はお好みで減らしてもよいようです。水なし肉じゃがの基本のようなレシピです。ぜひ作ってみてください。

・牛切り落とし肉 200g
・じゃがいも 3コ（400g）
・たまねぎ 2コ（400g）
・青ねぎ 3本
・しらたき 約200g
＊または糸こんにゃく。
【煮汁】
【A】
・酒 カップ1/2
・砂糖 大さじ5
・しょうゆ 大さじ3弱
・サラダ油 大さじ1

１：牛肉は食べやすく切る。たまねぎは芯を残して4～6等分のくし形に切る。じゃがいもは2～3等分、青ねぎは4cm長さに切る。

２：しらたきは食べやすく切って熱湯でゆでる。ざるに上げて水にとり、水けをよくきる。

３：鍋にサラダ油大さじ1～2を中火で熱し、牛肉の1/4量ほどを炒める。少し焦げるくらいに焼き色がついたら、じゃがいもを加え、油がなじむまで炒める。
　　ポイント
　　こうして、肉のうまみをベースにする。

４：たまねぎ、しらたきを加え、残りの牛肉を軽くほぐしてのせる。【A】を加え、ふたをして中火で約15分間煮る。
　　ポイント
　　鍋はある程度きちんとふたのできるものを。中火で蒸し煮にしていくと野菜から水分が出てくる

５：じゃがいもに火が通ったら、しょうゆを回し入れ、さらに約5分間、ふたをして煮る。
　　ポイント
　　いちばん火の通りにくいじゃがいもに串を刺して、煮え加減を確かめる。ここでおおよそ火が通っているが、さらに5分間ほど煮ると柔らかくなる。

６：青ねぎをかぶせ、再びふたをして、さらに2～3分間煮て火を止める。

こちらのレシピは、水なし出汁なしなのにこんなに水分が出るんです。この汁ご飯にかけたら最高。コツは煮ている最中に蓋を開けないことだそうです。最後のバターがきいています。

じゃがいも５００ｇ（４～５個）
玉ねぎ６００ｇ（３個）
にんじん１５０ｇ（１本）
牛こま切れ肉２００ｇ
糸こんにゃく１袋
サラダ油大さじ２分の１
バター（又はマーガリン）大さじ１
■ 【A】
しょうゆ大さじ６
砂糖大さじ４

こちらは圧力鍋を使った、水なし肉じゃがのレシピです。圧力は加減してください。くれぐれも圧力のかけ過ぎに注意してください。

こちらは豚バラ肉を使った水なし肉じゃがのレシピです。具を返しながらじっくりと煮ていく、おばあちゃん秘伝のレシピだそうです。

１：じゃがいも、人参、タマネギの皮を剥き、一口サイズに切る。ジャガイモは溶けてないように大きめに。

２：鍋を中火で暖め、油底にまんべんなく引く。肉と人参を入れて５分くらい炒める。

３：タマネギをいれ、２分後にじゃがいもと白滝をいれてさらに炒める。２分後、砂糖をいれて中弱火にして蓋をし煮込む。

４：５分経ったらかき回して、醤油とみりんを３分の１分いれ胡椒を振りかける。蓋をして５分煮込む。これを３回繰り返す。

５：３回目のとき、じゃがいもがはしで刺せるくらいになる。中火にして蓋を外して水分をとばす。焦げないように適宜かき混ぜる。

６：水気がなく、トロトロし始めたら火を止め冷ます。味が薄かったら醤油、みりんをいれてまた煮込む。

水なし肉じゃがに興味を持っていただけたでしょうか。水なしでも、野菜からこんなに水分が出るんだとびっくりしますよ。ちなみに、鍋はルクルーゼやストウブのようなふたがしっかりとしまる厚手のものを使用するとよいようです。水なしですので、野菜、特に玉ねぎは多めに使用するとよいようです。また。しらたき（糸こんにゃく）からも水分がでますよね。肉を野菜の上に広げて蒸すように調理するのも目からウロコです。
ぜひ水なし肉じゃが試してみてくださいね！