記事ID20430のサムネイル画像

カクテルにブルドックというものがあるけれど、それはどんな酒?

ブルドックという名前のカクテル、皆さんもバーや缶のカクテルなどで見覚えがあるのではないでしょうか?ただ、ブルドックがどんなお酒なのか、飲んだことがなくわからないと言う人もいると思います。今回はブルドックがどんな酒なのか、そのレシピなどを紹介します。

ブルドックってどんな酒?

ブルドックはカクテルの一種で、ウォッカをグレープフルーツで割った、ウォッカベースのカクテルです。
材料がウォッカとグレープフルーツだけなので、ご家庭でも簡単に作ることが出来る酒です。
ブルドックのグラス周りに塩をつけている場合は「ソルティドック」と言うカクテルになります。ソルティドックと言う名前の酒は、知っていると言う方も多いかもしれません。

ちなみに酒の中でもカクテルには、カクテル言葉というものがあるのですが、ブルドックのカクテル言葉は「守りたい」。
大事な人とお酒を飲むときに、ブルドックを用意してあげるのもロマンチックかもしれませんね。
くれぐれも酒の飲み過ぎには気をつけましょう。

ブルドックと言うお酒、その名前の由来は何?

ブルドックの由来についてですが、日本でブルドックは「塩無しソルティドック」のことを指し、海外ではその塩無しソルティドッグのことを「テールレスドッグ」(尾の無い犬)や「ソルティドッグ」と呼ばれていたことが由来となっています。
そのうちブルドックと言う名前が定着したことで、日本では塩抜きソルティドッグのことをブルドックと呼ぶようになりました。

何故この酒がブルドックと言う名前で呼ばれたかと言えば、ブルドックの尻尾は他の犬と比べて極端に尾が短いせいだと言われています。テールレスドッグと同じニュアンスの意味ですね。
この名前を名付けた人も、ブルドックと言う酒がここまで日本で定番のカクテルになるとは思ってもみなかったことでしょう。

簡単に作れる酒!ブルドックの作り方

材料は
・ウォッカ 1.5オンス(45ml)
・グレープフルーツ 適量
この二つだけです。
入れる順番はウォッカ、グレープフルーツの順。グレープフルーツはお好みで量を調節して下さい。
ウォッカは強い酒なので、入れ過ぎには気をつけましょう。

これだけで完成です。簡単に作ることが出来ますよ。
酒があまり得意じゃない方は、ウォッカを減らしてグレープフルーツの味を強くしてもいいですね。
この状態でグラスのふちに塩をつけると、ブルドックからソルティドッグへ変化します。

塩無しが飲みたいか、塩を舐めながら飲みたいか。
自分の飲みたい酒でレシピを変えて、ブルドックとソルティドッグ両方を楽しみたいですね。

ウォッカベースの酒じゃない!?色々なブルドックカクテル

日本でブルドックと呼ばれる酒はウォッカをグレープフルーツで割ったものですが、海外でブルドックと呼ばれている酒は数種類存在しています。
日本以外のブルドック。一体どんな酒なのか、紹介します。

ショートカクテルのブルドック

そもそもショートカクテルとは何だろう?と思う方も多いと思いますが、カクテルのショートとロングはグラスの大きさを現した呼び名ではありません。酒を飲み切るのにかかる時間を現しています。
足の長い、少量しか入らないグラスに入っているのがショート、大きめのグラスに入っているのがロングです。
少量で直ぐに飲み終えるショートのカクテルはアルコール度数が高めで、時間をかけて飲むロングのカクテルには味を損なわないように、氷やソーダが入ってることが多いです。

そのショートカクテルの酒、ブルドックですが、ホワイト・ラム、チェリー・ブランデー、ライム・ジュースをシェイクしたショートカクテルです。チェリーブランデーがベースとなっているので、日本のブルドックに比べて甘みが少し強い酒です。
ショートカクテルなので、酒の度数としてはアルコールが高めです。悪酔いには気をつけましょう。

海外版のハイボール!ブルドックハイボール

日本のブルドックと同じロングタイプのカクテルですが、中身はドライジン、ジンジャーエール、オレンジジュースと、まるでオレンジブロッサムにジンジャーエールを足したような内容の酒です。
ショートカクテルの方に比べればさっぱりした味わいで、同じ柑橘系が入っていることもあって日本のブルドックと似ている後味のカクテルです。
ジンベースとなっているので、ロングカクテルなのですが酒としてはアルコール度数が強い傾向にあります。一気飲みは避けて下さいね。

如何でしょうか。
バーで飲む定番の酒、ソルティドッグの塩無しであるブルドックですが、とてもさっぱりしていて飲みやすく、酒を初めて飲むと言う方にもオススメのカクテルです。
海外版ブルドックの方も是非一度、友達や家族と酒を酌み交わすときに味わってみて下さいね。
どれもベースが強いお酒で作られているので、分量には注意してください。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ