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レンコンのアク抜き!アク抜きをしてレンコンを美味しく食べよう♪

きんぴらや煮物、天ぷらなど炒めても煮ても美味しいレンコン。そんなレンコンのアク抜きの仕方は知っていますか?ご家庭によってはアク抜きはしない所もあるでしょうが、アク抜きをした方が美味しく食べられるんですよ。ここではレンコンのアク抜きの仕方についてご紹介します!

レンコンってどんな野菜?

普段から口にする機会の多い「レンコン」。このレンコンはどんな野菜かをご紹介していきます!

レンコンは「蓮根」と書き、水生植物である蓮の地下茎の肥大した部分を食用として収穫しています。蓮の根からできるので「レンコン 蓮根」と言うのですね。レンコンを食用として食べている国は実は少なく、日本や中国、少数の国だけなのです。レンコンには穴が空いているため、日本では「見通しがきく」ということで縁起物としてお節などにも登場します。

レンコンのできる場所

レンコンは、蓮田という水田のような泥沼の所で作られます。レンコンの葉は水面に出て、夏には白や薄紅色の大きな綺麗な花を咲かせます。蓮の花はとても美しく、花園などで栽培している事もありますよ。レンコンの収穫期は冬で、泥沼の中から、肥えた地下茎を掘り出して収穫していくのです。TVでレンコンの収穫を見た、という方も多いのではないでしょうか?

レンコンの旬はいつ?

レンコンの旬は晩秋から冬にかけてが一番美味しいと言われます。レンコンの収穫が始まるのは9月、10月頃からで、秋口に収穫されたレンコンは柔らかくアクが少ないのです。そして晩秋から冬にかけてのレンコンは粘りが出て甘みが一層増していき、11月から3月頃が収穫のピークとなるのです。

レンコンのアク抜きは必要?

レンコンのアク抜きなんて必要なの?と思う方もいますよね。ですが、アク抜きをしたほうが美味しく食べられるんですよ♪

そもそもアク抜きは、その食材が持っている渋みやえぐみをとって食べやすくするためにします。レンコンにもアクはあるためアク抜きは必要ですが、レンコンの場合はアク抜きが目的というよりも、レンコンが持つポリフェノールによって変色するのを防ぐためにする意味合いが大きいのです。ですが、多少の渋みなどはあるためアク抜きをしたほうが美味しく食べられますよ。

レンコンのアク抜き ①お酢を使う

レンコンは調理の際にそのまま放置していると変色してしまいます。変色を防ぎアク抜きをするために、「お酢」を使いましょう。
まずは水1Lに対し、お酢大匙1杯程の量を入れかき混ぜます。
そしてそこに、皮をむいたレンコンを入れ浸しておきます。
アク抜きで酢水に浸ける時間は5分から10分ほどで大丈夫です。

レンコンのアク抜きで酢水を使うのは、変色を防ぐことも理由ですが、さらに粘り気を減らしシャキシャキとした食感になるのです。短時間でアク抜きができるので簡単にできますよね。

レンコンのアク抜き ②レモン汁

お酢がない場合には、「レモン汁」でアク抜きもできるんです。分量はお酢の時と同じで5分から10分ほど浸けるだけでアク抜きができます。
ただ、お酢やレモンでアク抜きをした場合、煮物にはあまり適しません。煮物の場合にはレンコンはホクホクしたほうが美味しいですよね。ですがお酢などのアク抜きを行った場合は、ホクホクに仕上がらないことが多いのです。

レンコンのアク抜き ③お水に浸けるだけ

煮物にする場合や、ホクホク感を出したいときにはお酢やレモンは使わず、水だけでアク抜きをしたほうがいいでしょう。レンコンのアクは多少はありますが、そこまで強いものではないので水にさらすだけでも美味しく食べることができます。
アク抜きをするのにはまず、皮を抜き調理しやすいように切ったレンコンをすぐに水にさらします。

レンコンがしっかり浸かっていないとちゃんとアク抜きができないので気を付けましょう。時間は10分程度で大丈夫です。
お酢を使った場合と違い、多少変色が見られるかもしれませんが、煮物にぴったりの食感になりますよ。

簡単なアク抜きの仕方で美味しく食べよう!

いかがでしたでしょうか?

レンコンのアク抜きの仕方は意外と簡単なものばかりです。浸けるだけですから、レンコンをアク抜きしている間に他の調理にも取り掛かれますよね。お酢を入れるか、水だけでアク抜きをするかは調理方法によってその都度変えたほうが美味しく仕上がりますよ♪

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