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ほっこりおいしい!だしの味が生きるシンプルレシピをご紹介

濃い味のお料理は美味しいけれど、連続で食べ続けると胃にも負担がかかってしまいますね。たまにはだしの味そのものを楽しむレシピはいかがでしょう?一番だしをたっぷりとって、お野菜の風味も一緒に楽しめるシンプルレシピをご紹介します。

基本の一番だしのとり方

まずは、基本の一番だしのとり方をおさらいしましょう。

【1】昆布を入れる

昆布を水に入れて、やや弱火でじっくり煮立たせます。昆布がゆらゆらと浮き始めたら強火にし、すぐに昆布を取り出します。

【2】煮立たせる

昆布を取り出して、いったん煮立てます。

【3】かつお節を入れる

煮立った湯におたまの一杯くらいの水を差して温度を下げ、かつお節を入れます。入れてから約1分で火を止めます。

【4】だしを漉す

キッチンペーパーをザルに敷き、ゆっくりとだしを注ぎ、自然に汁をきります。押さえたり絞ったりしないで下さい。

冷蔵庫で2~3日保存できます

きれいな一番だしがとれました!では、この一番だしを使ってだしの味が生きるシンプルレシピを作りましょう。

一番だしレシピ①:鶏ささみと豆腐のだし茶漬け

材料(2人分)

・ごはん・・・2膳分
・鶏ささみ・・・1/2本
・豆腐(絹)・・・1/4パック
・オクラ・・・3本
・みょうが・・・適量
・白ごま・・・適量
・のり・・・適量
・一番だし・・・300ml

一番だしレシピ①:作り方

【1】下ごしらえをする

鶏ささみとオクラを茹で、鶏ささみはフォークなどで細かく裂きます。ご飯は一度水にさらして粗熱とぬめりをとっておきます。

【2】器に盛る

ご飯を器に盛り、鶏ささみとオクラを盛り付けます。その上から冷やした一番だしをかけ、仕上げに白ごまとのりなどの薬味をトッピングします。

一番だしレシピ①:レシピのポイント

オクラとささみがだしの味わいを生かしてくれて、とっても美味しいだし茶漬けです。暑い夏に一度は試してみたいですね。

一番だしレシピ②:玉ねぎのファルシ

材料(4人分)

・玉ねぎ・・・4個
・鶏ひき肉・・・130g
・銀杏・・・12個
・醤油・・・大さじ1と1/2
・エゴマ油・・・小さじ1
・おろし生姜・・・少々
・酒・・・大さじ1
・卵・・・1/2個
・片栗粉・・・少々
・一番だし・・・200ml
・わさび・・・少々
・塩・・・少々

一番だしレシピ②:作り方

【1】電子レンジで加熱する

玉ねぎは皮を剥いて、上下を水平にカットし、ラップをふんわりかけ1分ほど電子レンジで加熱します。

【2】玉ねぎの器を作る

スプーンなどで玉ねぎの中身をくり抜き、玉ねぎの器を作ります。

【3】混ぜる

鶏ひき肉をボウルに入れ、先ほどくり抜いた玉ねぎをみじん切りにしたもの、醤油大さじ1、エゴマ油、おろし生姜、酒、卵、塩を加えて良く混ぜます。よく混ざったら、乾煎りした銀杏を加えて軽く混ぜます。

【4】電子レンジで加熱する

玉ねぎの器にタネを詰め、再びふんわりとラップをかけ電子レンジで6分加熱します。

【5】餡を作る

小さい鍋に一番だし、醤油大さじ1/2を加えて煮立たせ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。最後におろし山葵を入れて風味をつけます。熱いうちに玉ねぎの上からたっぷりと餡をかけます。

一番だしレシピ②:レシピのポイント

まるで料亭の料理のよう!でも、電子レンジで作れちゃう驚きのレシピです。玉ねぎがたくさん手に入ったときにいかがでしょう。

一番だしレシピ③:ミニトマトのだし浸し

材料(2人分)

・ミニトマト・・・1パック
・一番だし・・・200ml
・醤油・・・小さじ1
・みりん・・・小さじ1
・砂糖・・・少々
・塩・・・少々

一番だしレシピ③:作り方

【1】トマトを湯剥きする

ミニトマトのヘタを取り、熱湯にさっとくぐらせて湯剥きをします。

【2】だしを煮立たせる

小鍋に入れた一番だしに、醤油、みりん、砂糖、塩を加えていったん煮立たせます。火を止めて湯剥きしたミニトマトを入れます。

【3】冷やす

粗熱がとれたら冷蔵庫にうつしてよく冷やします。

一番だしレシピ③:レシピのポイント

見た目にも涼しい、シンプルなミニトマトのレシピです。湯剥きしているので食べやすくて、箸休めに良いですよ。

一番だしレシピ④:茄子の煮びたし

材料(2人分)

・茄子・・・4本
・茗荷・・・適量
・青紫蘇・・・適量
・塩・・・少々
・一番だし・・・500ml
・みりん・・・大さじ2
・砂糖・・・大さじ1
・醤油・・・大さじ3

一番だしレシピ④:作り方

【1】下ごしらえをする

茄子は縞目に皮を剥いて6cm幅に切り、ひとつまみの塩を入れたたっぷりの水に10分程度浸して、アクを取り、ザルにあげて水気を切ります。茗荷と青紫蘇はせん切りにしておきます。

【2】煮る

小鍋に入れた一番だしに、醤油、みりん、砂糖、塩を加えていったん煮立たせます。そこに下ごしらえをした茄子を入れ、15分ほどそのまま煮ます。

【3】器に盛る

器に茄子を盛り付け、その上から茗荷、青紫蘇を添えます。

一番だしレシピ④:レシピのポイント

しっかり煮込んでいるので茄子が柔らかくて、ジューシーです。温かいうちでも、冷蔵庫で冷やしても美味しいですよ。

一番だしレシピ⑤:塩鮭と大根のだし煮

材料(2人分)

・甘塩鮭・・・3切
・大根・・・1/2本
・一番だし・・・500ml
・酒・・・大さじ2
・塩・・・少々
・醤油・・・適量

一番だしレシピ⑤:作り方

【1】切る

鮭は一切れを3~4つに切ります。大根は食べやすい大きさの乱切りにします。

【2】下茹でする

大根は米のとぎ汁などで30分ほど下茹でしておきます。

【3】煮る

一番だし、酒、塩を入れた鍋に下茹でした大根と鮭を加えて15分ほど煮ます。味を見て醤油を加えます。

一番だしレシピ⑤:レシピのポイント

ほっこり優しい口当たりで、食べると安心するような一品です。下茹でをしっかりすると大根のえぐみが抜けてより美味しくなりますよ。

だしの味が生きるシンプルレシピ まとめ

だしの味が生きるシンプルレシピをご紹介しました。いかがでしたか?だしのパックで簡単に済ませてしまうのも良いですが、一から取るだしの風味は疲れた心をほっと和らげてくれます。ぜひ試してみて下さいね。

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