近頃気になる!昔ながらのわっぱのお弁当箱を持って出かけよう!

昔ながらの、わっぱのお弁当箱。便利で使い勝手のいいものも沢山あるのに、何故わっぱのお弁当箱が人気なのでしょう?確かにわっぱのお弁当箱に詰めるだけで、いつものお弁当がなんだか美味しそう。物のあふれた時代になって尚、注目されるわっぱのお弁当箱の魅力をご紹介します。

そもそも、わっぱってどんなものでしょう

曲げわっぱは、スギやヒノキなどの薄板を曲げて桜の皮で縫い止めて作られた円筒形の木製の箱です。始まりは、奈良時代、マタギ(木こり)が杉の生木を曲げ、桜の皮で縫い止めた弁当箱を作ったのが始まりだといわれています。

天然秋田杉を手割り、または製材により薄く剥いで、熱湯につけます。板が柔らかくなったところで取り上げ、台上でコロ(道具)に巻き込むようにして曲げ、重ね合わせ部を仮止めして自然乾燥させます。乾燥後、接ぎ手部を接着剤で接着した後、とじ穴を開け、この穴を桜皮で縫いとめます。蓋板または底板を入れ込み、接着して仕上げます

出典:http://www.chuokai-akita.or.jp

曲げわっぱのお弁当箱

わっぱのお弁当箱は、曲げわっぱの中でも、ここ近年特に注目されています。

わっぱのお弁当箱の魅力

わっぱのお弁当箱の魅力魅力:其の一

杉の殺菌効果でご飯が傷みにくい

わっぱのお弁当箱の魅力魅力:其の二

軽くて持ち運びしやすい

わっぱのお弁当箱の魅力:其の三

木の調質効果と檜や杉の木の香りでごはんが美味しい!

わっぱのお弁当箱の魅力:其の四

お弁当箱の中の水分を調整して、季節を問わず機能性にすぐれている

わっぱのお弁当箱の魅力:其の五

自然素材の魅力と、丁寧な仕事で食べ物を美味しく見せる

わっぱのお弁当箱は、お米から出る水分を程よく吸い取ってくれるので、時間がたって冷えたごはんも美味しく、夏はごはんが傷みにくく冬はごはんが固まりにくいという特徴があります。尚、杉のわっぱは、ごはんにほのかに杉の香りが移って、これもまた美味しさのひとつと言えるでしょう。

わっぱのお弁当箱のデメリットは?

わっぱのお弁当箱のデメリット:其の一

長い時間つけおきが出来ないなど、お手入れが大変そう?

食器洗い機が使えないなど、手入れが少し大変なようです。

わっぱのお弁当箱のデメリット:其の二

レンジは使えない?

最近はレンジ対応のわっぱのお弁当箱も出てきていますが、昔ながらの製法の曲げわっぱはレンジは使えません。

わっぱのお弁当箱のデメリット:其の三

密閉されないので汁物が苦手?

わっぱのお弁当箱は、汁物をいれると漏れてしまうと言います。なるべく汁気をきる、シリコンカップや小鉢を入れ詰めるなど工夫が必要です。

わっぱのお弁当箱のデメリット:其の四

プラスチックなどのお弁当箱と比べて高価

職人さんが時間をかけ、手間を惜しまずひとつひとつ手で仕上げたことや、お手入れ方法などを間違えなければ何年も使えることを思えば、高くはないと思われます。

大切に使い込まれたお弁当箱

長年使い込まれて、とっても風合いが増したわっぱのお弁当箱。まだまだ現役です。

わっぱは使う人によってはデメリットが多いということもありますが、正しいお手入れ方法を覚えて、使い方も工夫をすれば何年も何十年も使えるものだと言えます。次の項ではお手入れ方法をご紹介したいと思います。

わっぱのお弁当箱のお手入れ方法

基本はお湯で洗います

使用後はまず、お湯で少しふやかしてからスポンジで洗いましょう。洗剤は木をいためてしまうので基本はお湯で、どおしても臭いが気になる時は無香料の洗剤を薄めて使いましょう。

乾いた布でよく拭きましょう。

スポンジで洗ったら少し熱めのお湯でよくすすぎ、乾いた布でしっかり拭きます。熱めのお湯を使うのは、蒸気の力で乾きやすくするためです。決して濡れたまま置いておかないようにしましょう。

乾かすときは、開口部を上向きにして風通しの良い所で何も被せずに乾かしましょう。わっぱのお弁当箱は、黒ずみの原因となるので絶対に伏せずに乾燥させてください。

ポイントは少し熱めのお湯ですすぎ、しっかり乾いた布で拭くこと

10分くらい伏せておき、そのあと上向きにして乾燥させます。これは水蒸気を上に逃がすためです。このまま一晩置いておけばきちんと乾いてます。

使い始めは内側を水で濡らし、拭いてから使いましょう

白木(無塗装)のお弁当箱を初めて使う場合は、最初の数回はご飯がくっつかないように内側を水でぬらし、ふきんで拭いてからご飯を入れます。使っているうちに内側の表面が自然にコーティングされて馴染んでくるので、水で濡らさなくてもご飯がこびりつかなくなります。

わっぱの種類

曲げわっぱは白木(無塗装)、漆塗り、ウレタン塗装の3つの加工の方法があります。それぞれの長所・短所をよく比較して、自分に合った加工方法のものを選びましょう。

白木(無塗装)のわっぱのお弁当箱

杉やヒノキを使ったもので木の調湿効果で、”わっぱのお弁当箱の魅力”でご紹介したように、ごはんの余分な水分を吸い取ってくれるので、ごはんが冷めても美味しい。無塗装なので油染みはつきやすくなります。染みも使い込むうちに次第に馴染んできます。少しお手入れは手間がかかりますが、慣れてしまえば難しいことはないでしょう。

漆塗りのわっぱのお弁当箱

白木のお弁当箱に漆を塗ったものです。漆を塗ったことで台所洗剤が使え、普段のお手入れが楽になります。白木のお弁当箱のように揚げ物などシミがつく心配もなくなりますが、白木ほどの調湿効果は望めないのと、漆を塗ることでその分高価になってしまいます。

ウレタン塗装のわっぱのお弁当箱

ウレタン塗装のわっぱのお弁当箱

ご飯を入れる下段は無塗装で、おかずを入れる上段はウレタン塗装のものもあるようです。

白木のお弁当箱にウレタン塗装をしたもので、見た目は曲げわっぱの雰囲気を楽しめますが、完全にコーティングされているのでお手入れは普通のお弁当箱と同じように使えて簡単です。ですが、調質効果はなくなり、木の香りは感じられません。お手入れに時間がかけられない人には向いていると思います。

国指定の伝統的工芸品、秋田県(大館市)の曲げわっぱです

はんごう弁当

¥11,880(税抜)
はんごう型で2段になったお弁当箱です。秋田杉の美しい木目を活かした伝統的工芸品です。
サイズ:170 X 90 X 95
容量:上段390CC 下段500CC 仕切付

暮らしの道具のわっぱ、いかがでしたでしょうか?

古くからあるものなのにどこか新しい。いつものお弁当も温かく美味しそうに見える。わっぱから見えてくる先人たちの知恵と丁寧で温かい暮らしを受け継ぎ、次の時代に残していきたいと思いました。

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