記事ID30045のサムネイル画像

ハレの日にいかが?全国各地の人気ちらし寿司のレシピをご紹介

昔からハレの日に作られてきたちらし寿司。全国各地にそれぞれの郷土料理として親しまれた人気のちらし寿司のレシピがあります。各地のちらし寿司の人気レシピで、ワンパターンになりがちなちらし寿司をワンランクアップしませんか?各地のちらし寿司の人気レシピをご紹介します。

ハレの日を彩ってきたちらし寿司

昔からお祝い事の時にごちそうとして作られてきたちらし寿司は、全国各地にたくさんあります。
すし飯に具を混ぜたもの、生魚を使ったものなどレシピもさまざまですが、ちらし寿司は人々の生活に根付いたその土地の特色を生かした料理のひとつで、大人から子どもまで広く人気のあるメニューです。

ちらし寿司の定義としてはすし飯を使っているということになるでしょうが、地方によってはすし飯でなくても寿司、と呼ばれているものもありますので、それも地元の人たちに人気のある寿司としてみなしています。

全国に伝わる人気のちらし寿司レシピをご紹介しながら、各地のちらし寿司を目で楽しんでみましょう。

人気のちらし寿司レシピ① まかないから生まれた帯広人気のちらし寿司

北海道の帯広で生まれた人気のちらし寿司は、酢を使わない中華風のちらし寿司です。
中華料理屋さんのまかない飯から人気が出て、地元では中華ちらしとして親しまれています。

帯広中華ちらしのレシピ

≪材料≫
豚肉、海鮮、野菜など

ごはん
だししょうゆ
砂糖
こしょう
ごま油
サラダ油
紅しょうが

≪作り方≫
1.具材はすべて食べやすい大きさに切る。
2.フライパンを熱し、サラダ油を敷いて溶き卵を流し込み、半熟状態で一旦引き上げる。
3.フライパンにごま油を敷きなおし、具材を強火で炒めてだししょうゆ、砂糖、こしょうで濃い目の味付けをする。
4.卵を戻し、全体をひと混ぜする。
5.フライパンの中身をごはんの上に乗せ、紅しょうがをのせる。

☆POINT☆
もともとまかないから生まれたちらし寿司ですので、材料もその時にあるものを生かして作ることが出来ます。
冷蔵庫整理に活躍してくれるレシピです。

人気のちらし寿司レシピ② 東北の菊の花を使ったちらし寿司

日本のエディブルフラワーといえば東北の食用菊です。なかでも「もって菊」「もってのほか」と呼ばれている菊は、料理の飾りとしてだけではなく、おひたしから汁の実、酢のものと利用範囲も広く人気があります。
色合いもとても綺麗ですので、料理が華やかになります。

菊の甘酢寿司レシピ

≪材料≫
米 2合
水 2合分
(塩 ひとつまみ、酒 大1、昆布茶 大1)
油揚げ 一枚(短冊切り)
(みりん 小1、薄口しょうゆ 小1)
かぶとかぶの葉 1個
菊 1パック
(砂糖 大1、酢 大1、塩 ひとつまみ)
白ごま 大1

≪作り方≫
1.米を洗って炊飯器に入れ、規定量の水と調味料を入れる。
2.油揚げに調味料を絡めて、米の上に乗せて炊飯。
3.かぶは厚めに皮を剥いて3㎜の棒状に切り、葉は細かく刻む。菊は花びらを手でちぎっておく。
4.鍋に湯を沸かし、かぶを入れて再沸騰したら葉を入れてすぐにざるに引き上げて水をかけて色止めする。分量外の塩を振って下味をつける。
5。鍋の湯に分量外の酢を大さじ1入れ、菊を入れてすぐに引き上げ、さっと水をかけて絞り、甘酢と和えておく。
6.炊き上がったごはんにかぶと菊、甘酢を混ぜ、白ごまをふる。

☆POINT☆
もって菊を使うと彩りがきれいなほか、食感やわずかな苦味など、料理のアクセントになります。ピンクのほか黄色もきれいで人気があります。

人気のちらし寿司レシピ③ 刺身のネタを使った江戸前ちらし

ちらし寿司と言えばこの江戸前ちらしを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
刺身のネタをたっぷりと使い、とても華やかで人気のあるちらし寿司です。
すし飯があれば刺身ネタを飾るだけのレシピですので、簡単に作れます。

江戸前ちらしのレシピ

≪材料≫
米 2合
酢 100㏄
砂糖 大4
塩 小1

かんぴょう 20g
しいたけ 20g
水 200㏄
しょうゆ 小2
砂糖 大4

刺身ネタ(まぐろ、ほたて、酢じめのこはだ、いか、いくら、塩ゆでえび)
きゅうり、卵焼き、のり

≪作り方≫
1.ぬるま湯で戻したかんぴょうとシイタケを細かく刻み、鍋に調味料と一緒に入れて水分がなくなるまで煮る。
2.具材をすべて1~1.5cm角に切っておく。
3.ご飯を炊いて寿司酢を混ぜ、かんぴょうとしいたけを混ぜておく。
4.皿にすし飯を盛りつけ、具材を彩りよく散らす。

☆POINT☆
刺身ネタには、酢じめの魚やうなぎやアナゴを加えると味に変化がつきよりおいしくなります。豪華で簡単にできるのも人気があります。

人気のちらし寿司レシピ④ 北陸鯖街道を通ったサバのちらし寿司

北陸地方には焼き鯖を使った棒寿司もあり、とても人気があります。また富山には有名なます寿司もありますが、今回はちらし寿司ということでレシピを絞っています。
日本海のおいしい魚を使ったレシピは人気がありますね。

焼き鯖ちらし寿司のレシピ

≪材料≫
すし飯
焼き鯖
(砂糖、しょうゆ、みりん)
かんぴょう、かまぼこ、にんじん、干ししいたけ
錦糸卵、紅しょうが、きざみのり

≪作り方≫
1.焼き鯖をほぐし、調味料を入れて炒り煮にする。
2.ほかの具材を切り、煮て味をつける。
3.すし飯に焼き鯖、具材を混ぜて皿に盛り、錦糸卵などを飾る。

☆POINT☆
脂ののった焼き鯖は、とても存在感がありおいしいので、ちらし寿司にしても人気があります。
すし飯に混ぜる具は家庭によってもいろいろレシピがありますが、家にあるものを数種類用意するだけで大丈夫です。

人気のちらし寿司レシピ⑤ 知名度高め漁師発祥のちらし寿司

三重県で人気のてこね寿司は、カツオをふんだんに使って全国的に有名なちらし寿司です。
おいしく作るコツは、漬けカツオの味付けと、身を薄めに切って味のしみ込みを良くすることです。ほかには材料も少なく、作りやすいレシピですので、おいしいカツオが手に入ったときにどうぞ。

てこね寿司のレシピ

≪材料≫
漬けカツオ
カツオ
酒、しょうゆ、みりん 各100㏄
砂糖 120g
おろししょうが 小1

すし飯
米 2合
昆布 10㎝角
酢、酒 各80㏄
砂糖 60g
塩 小1/3

大葉 千切り
白ごま、きざみのり、錦糸卵など好みで

≪作り方≫
1.漬けカツオの調味料を鍋でひと煮立ちさせて冷ましておく。
2.カツオを薄めにスライスして、漬けだれに数時間漬けておく。
3.昆布を入れてご飯を炊き、寿司酢をあわせる。
4.皿にすし飯を盛りつけ、漬けカツオや好みのトッピングを乗せる。

☆POINT☆
このレシピのポイントはカツオのおいしさに尽きます。新鮮なカツオを漬けにすると臭みもなく、人気のあるちらし寿司です。

人気のちらし寿司レシピ⑥ 京の華やかなハレの日のごちそう

京都のばら寿司は錦糸卵以外魚も使わない、精進料理のようなレシピです。きぬさやと錦糸卵、紅しょうがの彩りがとてもきれいで人気があります。

京都ばら寿司のレシピ

≪材料≫
米 2合
酒 大1
昆布 5cm角

酢 30㏄
砂糖 30g
塩 小1

かんぴょう、高野豆腐 
だし汁、砂糖、薄口しょうゆ、塩

錦糸卵、紅しょうが、きぬさや

≪作り方≫
1.米を炊き、寿司酢をあわせておく。
2.かんぴょう、高野豆腐は戻して刻み、含め煮にする。
3.すし飯に具を混ぜて皿に盛り、トッピングを乗せる。

☆POINT☆
このレシピのコツは、具材の色を薄く仕上げて、錦糸卵やきぬさやの色が生きるようにすることです。かんぴょうと高野豆腐の味がとても引き立っています。

人気のちらし寿司レシピ⑦ 鎌倉時代から伝わる倉敷のごちそう

岡山県倉敷市に鎌倉時代から伝わるどどめせは、焼きこみご飯に酢を混ぜたちらし寿司です。
ちらし寿司のレシピには珍しく、鶏肉、さといも、ごぼう、たけのこ、といった炊き込みご飯に使うような材料が使われていることが特徴です。

倉敷どどめせのレシピ

≪材料≫
米 2合
しょうゆ 大1
酒 大1
塩 ひとつまみ
酢 50㏄

しいたけ、かんぴょう、さといも、にんじん、ごぼう、たけのこ、鶏肉、ちくわなど
きぬさや
錦糸卵

≪作り方≫
1.具を刻んで米と一緒にすし飯に炊く。
2.皿に盛り、錦糸卵、きぬさやなどを飾る。

☆POINT☆
具だくさんで、具材のおいしさの引き立つちらし寿司はとてもまろやかな味わいです。炊き込みご飯に入れる材料で作る、と覚えておけば、普段のごはんにも活躍してくれますね。

人気のちらし寿司レシピ⑩ 道後海の恵みのちらし寿司

海の幸豊富な四国松山に古くから伝わるちらし寿司です。魚のうまみのきいた酢を使うことがこの松山鮓の特徴です。

松山鮓のレシピ

≪材料≫
米 3合
酢 80㏄
砂糖 80㏄
塩 小2
エソ、トラハゼなどの小魚1,2匹、ちりめんじゃこやアナゴの骨など

ニンジン、ゴボウなどの野菜
錦糸卵
焼きアナゴ、酢じめの魚
刺身の魚やたこ、えびなど

≪作り方≫
1.合わせ酢を作る。魚を素焼きしてほぐし、合わせ酢の材料と一緒に鍋に入れてひと煮立ちさせる。アナゴの骨は取り出す。
2.合わせ酢を炊きあがったごはんに混ぜてすし飯にする。
3.野菜やじゃこ天は刻んで、炊いておく。
4.すし飯に具を混ぜて器に盛り、魚や錦糸卵を乗せる。

☆POINT☆
瀬戸内の豊富な魚を生かしたちらし寿司です。合わせ酢を作るときはちりめんじゃこだけでもできます。ちりめんじゃこは素焼きにせずにそのまま調味液と煮ます。

数えきれないほどの全国のちらし寿司

日本人は本当に寿司が好きなのだと改めて感じる、多様性に富んだちらし寿司です。このほかにもまだまだ各地で人気のあるちらし寿司はありますし、ちらし寿司に限らず押し寿司も、となると、ピックアップしきれないほどたくさんの種類になります。

すし飯のかんたんな作り方さえ覚えておけば、バリエーション豊かなちらし寿司は、家族の人気メニューになりますね。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ